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にっぽんと遊ぼう

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古都・京都に息づく「もてなし」「しつらい」「ふるまい」の精神を体現し、他に類のない伝統と 革新の供宴として、広く海外からも大きな期待を寄せられる「にっぽんと遊ぼう」。日本文化の継承と発展という大きな志のもとに、この京都ならではの独自の催しは、平安遷都千二百年を迎えた1994年よりスタート。2013年にその最終の宴、第20回にて幕を閉じました。

第一回1994年11月 13日・14日於/小倉山二尊院

「千年の都 〜京の息吹を感じながら〜 」

千二百年の都・京都。
悠久の時を経て、独特の香りと魅力を育んできたこの地で、日本古来の伝統を再現、独自の美学と自由奔放な発想で遊興を楽しむ「婆娑羅」のごとく、現代の完成で創造した贅沢な「遊び」が催された。

出演者:
茂山千作(狂言)、茂山千之丞(狂言)、片山旭星(琵琶)
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第二回1995年11月 19日・20日於/法然院

「花鳥風月 〜自然と歴史と文化の饗宴〜 」

太古から現在に残る美しい山々や森、川や池。自然と歴史と文化が絶妙のバランスで共生している京の町。いにしえびとも愛したであろう京の自然の中で移ろいゆく時間を楽しむ、鮮やかに色づいた東山山麓鹿ヶ谷・法然院にて開催。

出演者:
野村万之丞 [当時](狂言)、太鼓一座(竹太鼓)

第三回1996年11月 17日・18日於/高台寺

「ゆめのまたゆめ 〜今日のわび・さび〜 」

戦乱の世を制し、豪華絢爛を好んだ豊臣秀吉もこの世の栄枯盛衰を嘆いたという。秀吉とその正室「ねね」ゆかりの東山・高台寺。
はかなくも美しい秋の世の宴、演者全員が桃山時代の装束姿で伝統と現代、洋と和の世界を表現した。

出演者:
藤舎名生(横笛)、日紫喜恵美(ソプラノ)
第三回「ゆめのまたゆめ 〜今日のわび・さび〜 」
第四回「奇跡のうつろいを楽しむ 〜黄金色に輝く京都〜 」

第四回1996年11月 23日・24日

「奇跡のうつろいを楽しむ 〜黄金色に輝く京都〜 」

四季折々に美しい風景を見せる京都。
山々が、町全体が黄金色色づく秋にはことさらに輝きを増す。うつろいゆく秋の風情を堪能すべく、晩秋の夜、紅葉の名所として名高い永観堂禅林寺は幽玄の世界に包まれた。

出演者:
片山孝夫 [当時](舞)、片岡孝太郎(舞)、藤舎名生(横笛)、中川秀亮(締太鼓)、デヴァカント(バンブーフルート)

第五回1998年11月 15日・16日於/大本山 大覚寺

「ゆめのまたゆめ 〜今日のわび・さび〜 」

いつの世も変わらない人々の迷い、苦悩はどこをさまよい、どこへたどりつくのか…。
「普遍」をテーマとした魂の巡礼は、嵯峨大覚寺・大沢池のほとりを舞台に、世界の一流アーティストによって描き出された。

出演者:
スラヴァ(カウンターテナー)、ラスタ・トーマス(モダンダンス)、古澤侑峯(地歌舞)
第五回「ゆめのまたゆめ 〜今日のわび・さび〜 」
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