第六回1999年11月 25日・26日於/平安神宮
千年紀を締めくくる「にっぽんと遊ぼう」は、平安建都千百年を記念して建造された京都のシンボル・平安神宮で開催。新しい千年紀への祈りにも似た、音と光・和と洋の幻想的な饗宴が繰り広げられた。
第七回2000年11月 5日・6日於/元藤宮 二条城
徳川家の栄華と衰退、大政奉還と日本の歴史を見守り続けた二条城。古来より受け継がれてきた和の魂、京の雅を、二十一世紀へと継承するにふさわしい舞台である。来世紀の平安を希求し、国内外から多くの人々が集まった。
第八回
2001年11月 11日・12日於/浄土宗総本山 知恩院
いにしえに思いを馳せ、時代を忘れて粋奔放に遊ぶ。二十一世紀の最初の「にっぽんと遊ぼう」は、八百年余りに亘り、東山の懐に抱かれ、京の町を見守りつ付けてきた浄土宗総本山知恩院を舞台に開催された。
第九回
2002年10月 20日・21日於/祇園新地甲部歌舞練場
今日を代表する花街・祇園には、京の情緒が漂い、そこに生きる人々の美意識が凝縮されている。春の風物詩「都をどり」が催される祇園新地甲部歌舞練場で、狂言・京胡・京舞の織りなす粋で華麗な創作歌舞狂言の世界が実現した。
第十回
2003年 9月 4日・5日於/橋本関雪記念館「白沙村荘庭園」京都芸術劇場「春秋座」
歌舞伎座誕生四百年を記念し、発祥の当人である出雲の阿国をテーマとする歌舞劇「OKUNI」を書き下ろし。市川右近氏を中心に、歌舞伎と和太鼓、ゴスペルが融合した斬新で壮大なスケールの作品が完成した。